1999年1月30日(土)塩煎餅の本場、草加へ!


前回は、浅草に煎餅採集ロケにでかけました。今回は、いよいよ、 塩煎餅の代名詞「草加煎餅」の名に使われている「草加」へ乗込みました。 ものすごく寒い日でしたが、今回も天気は快晴。
左上は、草加駅です。想像していたよりも近代的な町でした。もっと、「せんべいせんべい」とした町かと思っていましたが....。(^^;
でも、商店街を歩くと「さすがは草加だ!」という風景に出くわします。
右上の写真は、食料雑貨店の店先を写したものですが、煎餅類の豊富なことといったら驚きです!

草加駅前に、妙なものを発見!(写真左下)
駅前のベンチにおばさんが座って、この寒い中で煎餅を手焼きしているではありませんか!
実は銅像なんですが、それにしてもちょっと唐突じゃないかい?(^^;
だれが考えたんでしょうねぇ。 今回の取材エリアは、右下の地図に示しました。
草加駅を出てイトーヨウカドーと丸井の間の道を進み、二つ目の信号と三つ目の信号の道沿いに煎餅屋が集まっています。

今回の取材に先立って、駅前の交番で煎餅屋さんめぐりのルートを教えてもらいました。
若い婦警さんが丁寧に教えてくれました。感謝感謝です。ありがとうございました。(^^)

左上が、「塩煎餅」=「草加煎餅」のイメージを作り上げた「豊納源兵衛」の店構えです。
2代目の源次郎さんが大正2年の陸軍大演習天覧を始め、さまざまな品評会に出展し、草加煎餅の 名を一躍全国区に押し上げたのだそうです。
近所にも、いろいろ煎餅屋があります。右上の店では暖簾に「天日干し」をうたっていました。



左上の写真は、ある煎餅屋の看板です。でっかい煎餅です。(^^;
他にも、たくさんの煎餅屋があります。(写真右上、左下、右下)

今回、我々が煎餅を採集したのが、左の写真の「藤田せんべい」です。
右端で手焼きの実演をしています。(ちょっと見えにくいですが、白い下着のおじいさんが粋!)
左下の写真は、手焼きをするコーナーを写したものです。この時にはおじいさんは休憩で奥に引っ込んでいて居ません。
右下の写真が、「押しがわら」と呼ばれる煎餅を手焼きするときの道具です。
焼くにつれて膨らんでくる煎餅生地を、この「押しがわら」で押し付けながら形を整えるわけですね。
店を訪ねたときには、「『煎餅のホームページ』を見てきました!」と言ってみましょう。
なんの特典もないばかりか、ただただ「キョトン?」とされるだけでしょう。(^^;

で、購入したのが、右下の手焼き草加煎餅です。10枚入りで700円(消費税抜き)です。
色がこんがりきつね色でとても美味しいです。やっぱり煎餅は手焼きに限る!(^^;
この「藤田せんべい」店は電話0489-24-1465もしくは0489-22-3052、埼玉県草加市高砂2-19-17。

このコンガリきつね色がたまらない!

ってな感じで、約半日の取材ロケは終了しました。
草加は、都内から来るなら、浅草から東武伊勢崎線に乗ればすぐ到着です。
想像していた程は、「せんべいせんべい」していない町でした。観光客もいないので、
じっくり煎餅に浸るにはよいですね。
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